売掛金回収は計画的に

売掛金回収では、話し合いで解決できることを第一に目指し、それでもダメな場合にのみ訴訟などの準備を行います。最初からことを荒立ててしまうと、今後の取引関係を余計に悪化させてしまうこともあるため、段階を踏んで計画的に進めていきます。

取引相手の経営状態が悪化していて売掛金の支払いができなくなっている場合でも、その後の状況に改善が見られれば、良好な関係を再スタートするチャンスだってあるかも知れません。そのため、できるだけ穏便な解決方法から始めて、それが有効でなければ次の方法へ、といった計画性が必要となります。

話し合いで解決できそうな場合には、契約内容の見直しや支払い方法の変更で対応します。お互いに合意できる内容の決定が済んだら、それを正式な文書で残します。支払いの分割や延長など、こちら側が歩み寄る必要性もあるかも知れません。

双方の話し合いが困難な場合や相手との連絡も取れない場合には、弁護士や調査会社を使ったり、裁判所で訴訟の手続をすることになるでしょう。裁判所では支払督促という個人に代わって請求をしてくれる制度もあるので、自ら文書を送っても役に立たない時にはこうしたものも利用してみると良いかも知れません。